資本利得税の効果 3
資本利得税の引下げによって、投資家の新規企業への資本投下を誘発することができます。
しかし、新規公募株式について活気ある株式市場がなければ、投資者はしばしば資金を取戻せないことになります。
少数のすぐれたベンチャー・キャピタリストの予測も、もっと広範囲の投資家によって実証されなければ、企業家のエンジンが幅広い経済の前進をもたらすことはできないのです。
1970年末から、株式市場はゆっくりと上向き始めました。
ダウ・ジョーンズ工業株平均はスタンダード&プーアの500と同様、依然停滞状態でしたが、約5000のウィルシャー指数は実物称呼で以前のピークを取戻し、不安定ながら1980年初期を通じてなお上昇をつづけました。
一方、小規模のベンチャー・キャピタル企業の指数は、1978年と1981年では3倍以上に伸びています。
ベンチャー・キャピタル産業にとっては、新しい公募株式に対して市場が急増することがきわめて重要な問題となるのです。
1978年末には、店頭取引市場にリストされた会社は急速に増え、2年間で60パーセント。
2600から4000以上に急増しました。